豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

最近読んだ本より~奇跡のシェフ

最近読んだ本より~奇跡のシェフ 豊中 加地内科クリニック

 

 

今回、最近読んで私が感銘を受けた本をご紹介します。
  
「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 」神尾哲男(幻冬舎単行本) 

 <「はじめに」より>
私は14年間、食事の力で末期がんを抑えています。
本業はフランス料理のシェフです。医者から「生きているのが信じられない」と驚かれながら、死なずにずっと生き続けているので、”奇跡のシェフ”とも呼ばれています。

頼ったのは、生きるエネルギーの源、「食」の持つパワー。
人の体は、その人が食べたものでできています。そして、身体の大部分の細胞は、それぞれ一定の期間ごとに新陳代謝を繰り返しています。
ならば食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たちを元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないか……。
食事で命のリセットに挑戦してみよう。そう思ったのです。 

 

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 神尾シェフは、末期がんを宣告されて、今までの生活を見直し、食のパワーでがんを治そうと、 挑戦されました。大事にされたのは、地元の旬の素材を用いる、生命力の強い野菜を食べる、体をあたためる陽性食品を中心にバランス良く「雑食」するなど、食材を大切にすることでした。極力食品添加物を避け、天然の調味料にこだわるなど、具体的なおすすめ食材も紹介され、とても、参考になります。

  神尾哲男氏の 「奇跡のシェフ」(上毛新聞社)にも具体的なレシピが写真入りで載っていて、参考になります。