春の胃腸障害に漢方治療
～食べ過ぎ、飲み過ぎに漢方治療
春は、自律神経が乱れて、胃腸の調子が悪くなりやすくなります。また、送別会や歓迎会など、何かと飲食の機会も増えて、食べ過ぎ、飲み過ぎで胸焼け、下痢、二日酔いなどの症状がよくみられます。
食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃腸障害で、胃に熱がこもるタイプの症状には、半夏瀉心湯（はんげしゃしんとう）がよく効きます。冷えタイプの胃腸障害には、桂枝人参湯（けいしにんじんとう）など温める漢方の方がいいでしょう。胃腸障害のタイプによって使用する漢方薬が変わりますので、症状があるときにはぜひご相談ください。
