夏場は、夏ばてや冷たい食べ物や飲み物を摂取するので胃のつかえ感などの胃腸の異常が出やすくなります。
今回は、胃のつかえ感について述べたいと思います。
胃のつかえ感が生じる原因は、胃の機能がもともと弱い体質である場合と胃が対応できないほどの負担が胃にかかった場合の2タイプがあります。
中医学的には、「胃のつかえ感」によくみられる体質は、
①暴飲暴食、刺激物の食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎなどにより、胃熱がこもります
②ストレスなどにより、自律神経が乱れて胃につかえ感が生じます。
③消化吸収機能が弱い体質であるため、消化不良分が湿気となって、胃のつかえ感が生じます。さらに刺激物の食べ過ぎ、飲酒などにより、熱を帯びて、胃のつかえ感が慢性化します。
まず、症状が続く場合は、胃カメラなどの検査をおすすめします。治療は、西洋薬で即効性のある場合もありますが、慢性期にはなかなか効果が続かなかったり、不十分な場合がよくあります。そんなときには、漢方がお役に立てると思います。漢方薬の処方では、体質に応じて、漢方の処方をしていくことになります。
<胃のつかえ感におすすめのハーブティー>
気軽にハーブティーで体調を整えたいという方に
胃腸の調子が悪い時の定番の組み合わせは
ジャーマンカモミールとペパーミントです。
さらに食べ過ぎで胃があれているときにはカレンデュラを少量混ぜると効果的です。
胃腸の調子が悪い時におすすめの食材は