豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

美肌にいい食生活~肌荒れにおすすめの食材とハーブティー

美肌の薬膳とハーブティー

 肌は中医学的には五臓六腑との働き・感情の変動・季節・飲食などに深く関わっています。そのため、食養生では、五臓を養うことが重要です。
 美肌というと、ヨクイニンやビタミンCなどがよく処方されますが、肌の状態には全身的な体質が深く関与していますので、漢方の処方でもさらに体質改善が重要となってきます。

 特ににきびなど、皮膚の感染症を合併し、体の中の熱が悪さをしている場合、熱を排除するような漢方を併用します。また、血流が滞っていること(お血)が原因のであることも多く、お血の漢方の併用も必要となります。
 食事も体質に応じて全身のバランスの改善を目指します。

<おすすめの食材>

①しわ、むくみ、かゆみ、顔色不良などの症状
→気を補い血を養います。(補気養血)
    もも肉、鶏肉、いか、ライチ、ぶどう


②皮膚の乾燥、肌つやがない、つやのない毛髪、青白い顔色などの症状
→肌を潤し、陽を温めます。(滋陰温陽)
    にら、きくらげ、クルミ、羊肉、貝類、海老
    
③血に熱がこもることによるかゆみ、にきび、皮膚発赤などの症状
→血の熱を冷やすとかゆみが緩和されます。(涼血止痒)
    レンコン、へちま、苦瓜、青梗菜(チンゲンサイ
    
④身体に熱がこもることによる、皮膚の発赤、かゆみ、発汗、にきびなどの症状
→熱を冷やし、毒を除く。(清熱解毒
    白菜、セロリ、きゅうり、大豆もやし、豆腐、緑茶、タンポポ
    
 ⑤むくみなどの症状
→湿気を取り除き、むくみをとります。(去湿消腫)
   とうもろこし、冬瓜、昆布、さくらんぼ、そら豆
    
 ⑥気の停滞のため、血の流れも悪くなっておこる、皮膚の乾燥、肌荒れ、顔色不良、しみなどの症状
→気の巡りを促進し、血の流れを良くします。(理気活血)
    青梗菜(チンゲンサイ)、茄子、そば、大根、オレンジ、ジャスミン、山査子(サンザシ)、マイカイ花、酢
    
    <肌荒れのハーブティー
    肌荒れにおすすめの組み合わせは
    ジャーマンカモミール、ローズ、ヒースです。
    ジャーマンカモミールは皮膚の炎症を抑え、ヒースはしみやそばかす、にきびを美白に促します
    
    参考:「薬膳の基本」辰巳洋、緑書房 
          「ハーブティーブレンド100」しばたみか、山と渓谷社