豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

気象病(天気病)

気象病(天気病) 豊中 加地内科クリニック


気象病(天気病)

台風の接近で頭痛を訴える人が増えています。
気象病(天気病、天気痛)とは、寒暖差や気圧、湿度などの変化により自律神経が乱れることで起こる頭痛、めまい、むくみ、だるさなどの症状をいいます。他に肩こり、関節痛、耳鳴り、喘息、アレルギーなどの症状がみられることもあります。
気象病は、女性に多く、月経に関連して起こることが多い症状です。症状のきっかけは、気圧低下などが多く、東洋医学的には湿気が原因とされています。
漢方的には、湿気を除く五苓散などを用いることが多いので、当院では、事前に頓服で処方して、気圧が下がりそうなときにあらかじめ内服してもらうようにしています。