豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

じんましんの漢方治療

じんましんの漢方治療 豊中 加地内科クリニック



じんましんは、突然皮膚に出てくる膨隆湿疹でとにかくかゆいのが特徴です。春先や秋などの季節の変わり目に起こりやすく、ストレスによってより悪化します。今のような花粉や黄砂の時期には、じんましんの患者さまが多くなります。おもに抗アレルギー剤などにて加療しますが、西洋薬だけではよくならないことも多いため、漢方併用が望ましいでしょう。

原因や体質によって使用する漢方薬が変わります。

1.熱や湿気がたまるタイプ
 熱や湿気を取り除く漢方薬を用います。

2.ストレスなどで自律神経が乱れるタイプ
 気の流れを良くする漢方薬を用います。

3.気血が不足するタイプ
  疲れやすい、冷えやすいなどの症状がみられます。
 気血を補う漢方薬を用います。