じんましんは、突然皮膚に出てくる膨隆湿疹でとにかくかゆいのが特徴です。春先や秋などの季節の変わり目に起こりやすく、ストレスによってより悪化します。今のような花粉や黄砂の時期には、じんましんの患者さまが多くなります。おもに抗アレルギー剤などにて加療しますが、西洋薬だけではよくならないことも多いため、漢方併用が望ましいでしょう。
原因や体質によって使用する漢方薬が変わります。
1.熱や湿気がたまるタイプ
熱や湿気を取り除く漢方薬を用います。
2.ストレスなどで自律神経が乱れるタイプ
気の流れを良くする漢方薬を用います。
3.気血が不足するタイプ
疲れやすい、冷えやすいなどの症状がみられます。
気血を補う漢方薬を用います。