豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

食生活と養生

11月の腸活:健康な腸を維持しよう

11月の腸活:健康な腸を維持しよう 豊中 加地内科クリニック 11月の腸活:健康な腸を維持しよう 秋は腸活を始めるのによい季節だと思われます。この時期、健康な腸を維持するため、ぜひ、以下のことに気をつけましょう。 季節の野菜を摂ろう: 11月は美味しい季…

秋の寒くなる時期に体を温めてくれる食べもの

秋の寒くなる時期に体を温めてくれる食べもの 豊中 加地内科クリニック 秋の寒くなる時期に体を温めてくれる食べもの 秋の寒くなる時期には体を芯から温めてくれるような食材がオススメです。たとえば、以下のような食材はいかがでしょう。 1.しいたけやきの…

秋のおすすめ薬膳~秋の味覚

秋のおすすめ薬膳 豊中 加地内科クリニック 秋のおすすめ薬膳 秋は気温や気候が変わる季節であり、体調を整えるために適切な食材を選ぶことが重要です。以下に、秋のおすすめ薬膳素材をいくつかご紹介いたします。 かぼちゃ(南瓜): かぼちゃは中医学では「…

お酢の効用

今月のスタッフ壁新聞です。 お酢の効用 豊中 加地内科クリニック

腸活~便秘と認知症の関係

腸活~便秘と認知症の関係 豊中 加地内科クリニック 腸活~便秘と認知症の関係 最近の研究で、便の回数が少ない人と便が硬い人は、認知症になりやすいことがわかりました。また、便秘症では、パーキンソン病などの脳の病気や腎臓の病気にもかかりやすいとの…

腸活~パーキンソン病と腸との関係

腸活~パーキンソン病と腸との関係 豊中 加地内科クリニック 腸活~パーキンソン病と腸との関係 パーキンソン病患者さんの腸管にある神経叢には異常蛋白であるαシヌクレインが存在することより、迷走神経を介して脳に到達することで、病気を発症することが推…

腸活~腸内フローラを改善すれば、糖尿病はよくなる

腸内フローラを改善すれば、糖尿病はよくなる 豊中 加地内科クリニック 糖尿病患者さんにおいては、腸内フロ-ラの乱れがあることが報告されています。 特に腸内の酢酸、プロピオン酸が減少し、これらを産生する発酵菌の活動が低下しているとのことです。ま…

治りにくい過敏性腸症候群は小腸の細菌が原因かもしれません

治りにくい過敏性腸症候群はSIBOが原因かもしれません 豊中 加地内科クリニック 以前、このブログでも取り上げた小腸の細菌の異常繁殖ですが、最近、過敏性腸症候群の原因として注目されています。小腸の細菌の異常繁殖はSIBO(小腸内細菌増殖症、シーボ)とい…

腸活~慢性腎臓病(CKD)と腸内フローラ

腸活~慢性腎臓病(CKD)と腸内フローラ 豊中 加地内科クリニック 腸活~慢性腎臓病(CKD)と腸内フローラ 最近、慢性腎臓病(CKD)について、新しい処方薬が承認され、注目されるようになりました。従来、慢性腎臓病(CKD)の治療と言えば、塩分制限、蛋白制限…

梅雨におすすめの食生活

今月のスタッフ壁新聞です。 梅雨におすすめの食生活 豊中 加地内科クリニック

腸活~食物繊維と免疫力、炎症性腸疾患の関係

腸活~食物繊維と免疫力、炎症性腸疾患の関係 豊中 加地内科クリニック 腸活~食物繊維と免疫力、炎症性腸疾患の関係 近年の研究で、食物繊維の少ない食事をしていると、腸管粘液を食べる細菌が増えて、腸管免疫のバリアの働きが障害されることがわかりまし…

腸活~日本人の腸内フローラの5つのタイプ

腸活~日本人の腸内フローラの5つのタイプ 豊中 加地内科クリニック 腸活~日本人の腸内細菌5タイプ これまでの研究で、約1800人の日本人の便の遺伝子解析から 、腸内フローラのタイプを5タイプに分類できたとのことです。 タイプA:たんぱく・脂肪タイプ…

ほっと気軽に薬膳茶~精神不安にみかん葉茶

ほっと気軽に薬膳茶~精神不安にみかん葉茶 豊中 加地内科クリニック みかん葉茶のつくりかた 乾燥みかん葉を10分ほど湯で蒸らしてから、濾して飲みます。みかん葉には、ストレス緩和効果とともに乳房、脇、腹部の痛みと張りを緩和する効果があります。また…

最近読んだ本より~奇跡のシェフ

最近読んだ本より~奇跡のシェフ 豊中 加地内科クリニック 今回、最近読んで私が感銘を受けた本をご紹介します。 「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 」神尾哲男(幻冬舎単行本) <「はじめに」より>私は14年間、食事の力で末期がんを抑えています…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます 豊中 加地内科クリニック 新年あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になり、ありがとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 22023年1月1日 加地内科クリニック

冬の薬膳茶~紫蘇(しそ)茶のおすすめ

冬の薬膳茶~紫蘇(しそ)茶のおすすめ 豊中 加地内科クリニック 紫蘇(しそ)茶の作り方材料は、紫蘇と生姜(しょうが)、黒砂糖。沸騰した湯に千切りした生姜、紫蘇、黒砂糖を入れて、火を切り、しばらく蓋をして蒸らします。体を温め、気血の流れを良くす…

逆流性食道炎の漢方治療

逆 逆流性食道炎の漢方治療 豊中 加地内科クリニック 胃酸が食道に逆流して食道の粘膜を刺激し、炎症やびらん、潰瘍をおこす病気です。症状としては、胃痛や胸焼け症状をひきおこします。 まず、制酸剤の処方により、症状が軽減することが多いですが、不快な…

認知症を予防するための食生活とは?~マインド食とは?

認知症を予防するための食生活とは?~マインド食とは? 豊中 加地内科クリニック 近年、認知症の予防に役立つとして「マインド食」が注目されています。「マインド食」とは、2015年にアメリカのラッシュ大学医療センターが発表したアルツハイマー型認知症を…

ほっと気軽に薬膳茶~ 冬の寒さにナツメがおすすめ

ほっと気軽に薬膳茶~ 冬の寒さにナツメがおすすめ 豊中 加地内科クリニック ほっと気軽に薬膳茶~ 冬の寒さにナツメがおすすめ このコーナーでは、気軽にお使いいただける薬膳茶の素材をご紹介いたします。 ナツメ(大棗) クロウメモドキ科の落葉高木で、…

ほっと気軽に薬膳茶~マイカイ花

ほっと気軽に薬膳茶~マイカイ花 豊中 加地内科クリニック このコーナーでは、気軽にお使いいただける薬膳茶の素材をご紹介いたします。 マイカイ花(玫瑰花) バラやハマナスの花のつぼみを乾燥させたものです。紅茶や中国茶に加えて飲んだり、デザートに加…

肥満・メタボの漢方治療のおすすめ

肥満・メタボの漢方治療のおすすめ 肥満の漢方治療では、食べ過ぎや運動不足といった生活習慣を改善しつつ、「太りやすい体質」を漢方薬で改善していきます。肥満の原因となる漢方的体質には以下のようなものがありますので、体質に応じた漢方薬を処方します…

ほっとする休憩タイムに~ためになる雑学クイズ

今月のスタッフ壁新聞です。 ためになる雑学クイズ 豊中 加地内科クリニック

新型コロナにかかりやすくなる食べ物とかかりにくくなる食べ物

新型コロナにかかりやすくなる食物とかかりにくくなる食物 豊中 加地内科クリニック 日刊ゲンダイに興味深い記事が掲載されていたのでご紹介します。 www.nikkan-gendai.com 記事によると新型コロナにかかりやすくなる食べ物として①甘いもの②悪い油(特にト…

ピロリ菌の検査と除菌について~ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)Q&A

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)Q&A 豊中 加地内科クリニック ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)Q&A 〇 ピロリ菌って何ですか? ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせん形の細菌です。様々な研究から、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍、胃癌などの胃の病気に…

冷え性におすすめの食材とハーブティー

冷え性の方の食生活とハーブティー 豊中市 加地内科クリニック <冷え性におすすめの食生活>冷え性とは、血の流れが悪く、水が滞ることで、内臓の働きが低下し、体が冷える状態です。薬膳の考え方により、原因別によく使う食材をあげてみました。 ①体質・過…

認知症に脳梗塞の薬(血液サラサラ薬)が有効とのことです

認知症に脳梗塞の薬が有効 豊中市 加地内科クリニック 国立循環器病研究センターの研究において、シロスタゾール(血液サラサラ薬)によって認知症の進行を抑えることができたと報告されています。 https://www.ncvc.go.jp/pr/release/006264/ 認知症には、…

夏至になりました~夏至に食べられる食べ物は?

夏至の食べ物 加地内科クリニック 夏至の食べ物 夏至は、2022年は6月21日からとなります。夏至は昼が1年で一番長くなる時期です。夏至の食べ物は夏の暑さを取り除き、精神の安定をはかるようなものがおすすめです。夏至によく食べられる食べ物としては、関西…

不眠症の食生活とハーブティー

不眠症の薬膳とハーブティー 加地内科クリニック 不眠症の漢方と食生活とハーブティー 夏の時期は、体の中に熱がこもり、不眠になりやすくなります。患者さまから、不眠症で睡眠薬を飲んでいるが、副作用が心配で薬を減らしたいというご相談をよく受けます。…

老化を防ぐ食生活~おすすめの食材

老化を防ぐ薬膳 加地内科クリニック 老化を防ぐ食生活 老化の原因:中医学的には、加齢により陰陽のバランスが崩れ、臓腑の働きが落ち、病気に対する抵抗の力と環境に対する調整能力が低下します。病気が原因で老化が早まることもあります。様々な原因がござい…

花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方

花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方 加地内科クリニック アレルギー性鼻炎の漢方では、小青竜湯がよく用いられますが、小青竜湯を長期続けるのは注意が必要です。 花粉症の始まる2-3月は、気候も寒冷で、水様の鼻汁がみられることが多く、そのような寒証の…