豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

夏バテ・熱中症予防に漢方のおすすめ

夏バテ・熱中症の漢方 豊中 加地内科クリニック



夏場は、暑さで胃腸が弱り、食欲が低下し、汗が出て脱水にもなりやすい季節です。体力が低下し、疲労感が出やすくなりますので、そうなる前に予防することが大切です。
清暑益気湯(せいしょえっきとう)、夏の暑さで弱った胃腸を丈夫にし、体力の回復を助けます。夏場の倦怠感や食欲不振、 下痢などの症状に使用しますが、毎年、同じような症状が出るような方であれば、暑くなる時期にあらかじめ内服しておくと、夏バテの予防になります。当院でも、処方した患者さまには、調子がいいと好評です。
また、暑い場所での作業やスポーツなどの活動をされる方にも、作業前にあらかじめ内服していただくと熱中症の予防になります。
熱中症症状になってしまったら、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が有効ですので、あらかじめ、手元にもっておくといいでしょう。白虎加人参湯は夏の暑いときには熱中症予防に有効ですので、屋外作業や屋外運動の際にあらかじめ内服してもらって、熱中症の予防になると好評です。

 

参考: 

kaji-clinic.hatenablog.com