老化を防ぐ食生活
老化の原因:
中医学的には、加齢により陰陽のバランスが崩れ、臓腑の働きが落ち、病気に対する抵抗の力と環境に対する調整能力が低下します。
病気が原因で老化が早まることもあります。
様々な原因がございますので、体質に合った食材をとることをおすすめいたします。
アンチエイジングの食生活~おすすめの食材
①疲れやすい、食欲不振、息切れ、声が出にくい(気の不足 )
→気を補うことで胃腸や肺などの臓器の働きを増強します。
うるち米、もち米、長芋、かぼちゃ、じゃが芋、キャベツ、いわし、うなぎ、牛肉
② 貧血、動悸、めまい(血虚)
→血を補充します。
ほうれん草、レバー(豚、鶏)、ライチ、落花生、ムール貝、カシュウ
③ 足腰のだるさ、耳鳴り、喉の渇き、皮膚の乾燥(陰虚)
→潤いや血、精力を補います。
クルミ、黒胡麻、きくらげ、豆腐、牛乳、豆乳、スッポン
④足の冷え、体の痛み、精力の衰え(陽虚)
→陽を補い、温めます。
くるみ、羊肉、海老、なまこ
⑤血の流れが滞って、血の塊、内出血、痛みなどが起こる(お血)
→血流を良くしてお血を改善します。
にら、らっきょう、青梗菜(ちんげんさい)、くわい、酢、酒
⑥気の巡りの停滞
→氣の滞りを解消し、気の流れをよくします。
にら、そば、玉ねぎ、らっきょう、えんどうまめ、オレンジ、みかん、きんかん、だいだい、マイカイ花
参考:「薬膳の基本」辰巳洋、緑書房