豊中の緑の診療所だより

豊中の緑の診療所「加地内科クリニック」からのおたよりです

冷え性におすすめの食材とハーブティー

冷え性の方の食生活とハーブティー 豊中市 加地内科クリニック <冷え性におすすめの食生活>冷え性とは、血の流れが悪く、水が滞ることで、内臓の働きが低下し、体が冷える状態です。薬膳の考え方により、原因別によく使う食材をあげてみました。 ①体質・過…

ガスがたまっておなかがはる方へ

ガスがたまっておなかがはる方へ 加地内科クリニック ガスがたまっておなかがはる(腹部膨満) 、おならがよく出て困るなどの症状が気になる方へ おなかのガス(腸管ガス)は、多くは口から飲み込んだ空気で、緊張した場面では飲み込む空気は多くなります。…

慢性湿疹・アトピー性皮膚炎に漢方治療

慢性湿疹・アトピー性皮膚炎に漢方治療 豊中市 加地内科クリニック 湿疹(皮膚炎)は、皮膚に起こる炎症です。発赤から、膨らんだり、水疱ができて、潰れて、びらんになったりします。西洋医学では、ステロイド軟膏や抗アレルギー薬などで治療します。すぐに…

過敏性腸症候群やお子様の虚弱体質に小建中湯(しょうけんちゅうとう)

過敏性腸症候群やお子様の虚弱体質に小建中湯 豊中市 加地内科クリニック 過敏性腸症候群は、ストレスなどが原因で腹痛や下痢、便秘を繰り返すような症状を総称します。漢方では、心と体は相関していると考えて治療しますので、過敏性腸症候群のようにストレ…

認知症に脳梗塞の薬(血液サラサラ薬)が有効とのことです

認知症に脳梗塞の薬が有効 豊中市 加地内科クリニック 国立循環器病研究センターの研究において、シロスタゾール(血液サラサラ薬)によって認知症の進行を抑えることができたと報告されています。 https://www.ncvc.go.jp/pr/release/006264/ 認知症には、…

脂肪肝の食養生とハーブティー

脂肪肝の食養生とハーブティー 豊中市 加地内科クリニック 脂肪肝とは、肝臓に脂肪がたまりフォアグラ状態になる病態をいいます。今や、日本人の三人に一人は脂肪肝といわれており、脂肪肝のある患者さんでは動脈硬化などの生活習慣病の危険度も高くなります…

コロナ後遺症でなおりにくい咳に清肺湯(せいはいとう)

慢性咳嗽に清肺湯(せいはいとう) 豊中市 加地内科クリニック 最近、新型コロナウイルス感染後遺症を診療することが増えています。中でも、慢性咳嗽はよくある後遺症です。西洋薬で鎮咳薬を処方されますが、なかなか治らないことが多いようです。なおりにく…

体をあたためる方法

今月のスタッフ壁新聞です。 体をあたためる方法 加地内科クリニック

食思不振に六君子湯(りっくんしとう)

食思不振に六君子湯(りっくんしとう) 豊中市 加地内科クリニック 六君子湯は、慢性的に食欲が低下し、腹部のもたれ感、全身倦怠感、下痢、軟便などの症状がある場合(脾気虚)に用います。六君子湯の主成分は人参で、これが気を補い、全身倦怠などの気虚の…

神経性の胃痛に漢方治療

神経性の胃痛に漢方治療 豊中市 加地内科クリニック 夏場は、クーラーや冷たいものの飲食により、腹部が冷えて腹痛が起こりやすくなります。 安中散は、神経性の胃痛によく用いる漢方で、胃酸過多による胃痛にもよく効きます。エンゴサクという鎮痛の生薬が入…

めまい、立ちくらみに苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

めまい、立ちくらみに苓桂朮甘湯 豊中市 加地内科クリニック 季節の変わり目や雨の多い季節には、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。めまいが続く場合には、脳の血管障害などがないかを確認するために、まず、脳の検査をおすすめしています。 普段…

頭痛の漢方治療

頭痛の漢方治療 豊中市 加地内科クリニック 頭痛に対して、頭痛薬を続けていると、いくら飲んでも効かなくなったり、薬物乱用頭痛を起こすこともあります。頭痛薬の乱用を避けるためにおすすめするのが漢方薬です。疲れやすく、手足が冷える、月経前に頭痛が…

夏冷え

今月のスタッフ壁新聞です。 夏冷え 加地内科クリニック

新型コロナに鼻うがい

新型コロナに鼻うがい 豊中市 加地内科クリニック 現在蔓延しているオミクロン株では、症状として咽頭痛の強い方が多いようです。ウイルスは、上咽頭で増殖するため、上咽頭に強い炎症を引き起こし、咽頭痛を起こすことになります。 米国オーガスタ大学の研…

大腸カメラを再開いたしました

大腸カメラ再開のお知らせ 豊中市 加地内科クリニック この度、消化器内視鏡学会専門医による大腸カメラを再開しましたので、よろしくお願いいたします。 当院の大腸カメラでは、麻酔を用いて眠っている間にできるだけ楽にできるよう心がけております。 また…

外来担当表

外来担当表 豊中市 加地内科クリニック 院長の診療は、月・火・金曜日午前、土曜日午前(不定期)となります。 火曜日午前も追加になります。 受付時間 月 火 水 木 金 土 AM8:45 院長 院長 大嶋 院長 院長 (*) ~ 12:00 大嶋 藤本 胃カメラ 大嶋 大嶋 高橋 …

夏至になりました~夏至に食べられる食べ物は?

夏至の食べ物 加地内科クリニック 夏至の食べ物 夏至は、2022年は6月21日からとなります。夏至は昼が1年で一番長くなる時期です。夏至の食べ物は夏の暑さを取り除き、精神の安定をはかるようなものがおすすめです。夏至によく食べられる食べ物としては、関西…

不眠症の食生活とハーブティー

不眠症の薬膳とハーブティー 加地内科クリニック 不眠症の漢方と食生活とハーブティー 夏の時期は、体の中に熱がこもり、不眠になりやすくなります。患者さまから、不眠症で睡眠薬を飲んでいるが、副作用が心配で薬を減らしたいというご相談をよく受けます。…

老化を防ぐ食生活~おすすめの食材

老化を防ぐ薬膳 加地内科クリニック 老化を防ぐ食生活 老化の原因:中医学的には、加齢により陰陽のバランスが崩れ、臓腑の働きが落ち、病気に対する抵抗の力と環境に対する調整能力が低下します。病気が原因で老化が早まることもあります。様々な原因がござい…

漢方内科開始のお知らせ

院長休診に伴い、院長による漢方治療は休止しておりましたが、院長復帰に伴い、漢方内科を再開しております。当面、院長診療は月、金午前となりますので、漢方治療希望の方はこの時間にお越し下さい。 漢方内科 加地内科クリニック

花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方

花粉症(アレルギー性鼻炎)の漢方 加地内科クリニック アレルギー性鼻炎の漢方では、小青竜湯がよく用いられますが、小青竜湯を長期続けるのは注意が必要です。 花粉症の始まる2-3月は、気候も寒冷で、水様の鼻汁がみられることが多く、そのような寒証の…

梅雨の時期の食生活~おすすめの食材

梅雨の薬膳 加地内科クリニック 梅雨の薬膳 梅雨の時期は、湿度が高く、湿気のせいで身体は重たくなり、食欲が落ちたり、皮膚病が悪化したり、胃腸が不調になるなどの症状が出やすくなります。 梅雨の時期の食薬としては、気を補い、気を巡らせて、湿気を取…

梅雨前にカビ対策 

梅雨前にカビ対策 加地内科クリニック

美肌にいい食生活~肌荒れにおすすめの食材とハーブティー

美肌の薬膳とハーブティー 肌は中医学的には五臓六腑との働き・感情の変動・季節・飲食などに深く関わっています。そのため、食養生では、五臓を養うことが重要です。 美肌というと、ヨクイニンやビタミンCなどがよく処方されますが、肌の状態には全身的な体…

体質改善の薬膳2.~気滞・血虚・血瘀(血お)におすすめの食材

体質改善の薬膳~気滞・血虚・血瘀におすすめの食材 加地内科クリニック 体質改善の薬膳~気滞・血虚におすすめの食材 2.気滞 気滞証とは、ストレスなどが原因で気の運行が滞ることで臓器の働きが失調する病的変化のことです。 症状:うつ状態、胸のつかえ…

胃腸の調子が悪い時の食生活~おすすめの食材とハーブティ-

胃腸疾患の薬膳とハーブティー~胃腸の調子が悪い時におすすめの食材とハーブティ- 胃腸疾患の薬膳とハーブティー 病因、体質によって、体質に合ったおすすめ食材があります。主な症状:胃の痛み、胸焼け、胃もたれ、食欲不振原因:邪気(寒さ、暑さ、湿気、…

体質改善の薬膳1.~気虚におすすめの食材

体質改善の薬膳~1.気虚におすすめの食材 体質改善の薬膳~1.気虚におすすめの食材 加地内科クリニック 中医学では、身体を構成する基本は、貴・血・津液・精であり、各臓器が協調し合ってバランスを取りながら身体全体で機能していると考えます。体質改善…

胃のつかえ感に漢方のおすすめとハーブティー

胃のつかえ感に漢方のおすすめとハーブティー 加地内科クリニック 夏場は、夏ばてや冷たい食べ物や飲み物を摂取するので胃のつかえ感などの胃腸の異常が出やすくなります。今回は、胃のつかえ感について述べたいと思います。 胃のつかえ感が生じる原因は、胃…

熱中症にご注意ください

熱中症対策 加地内科クリニック 暑い日が続きますが、このような時期には「熱中症」にかかりやすくなります。1)熱中症とは 人は、気温が高くなると、血液の分布を変えたり、汗をかいたりして、体温を下げるよう調整します。熱中症とは、暑さのために、体の…

疲労感(疲れやすい)の食生活とハーブティー

疲労感の薬膳とハーブティー 加地内科クリニック 疲労感(疲れやすい)の食生活 中医学的には、疲労感(疲れやすい)の原因として①老化や体質、過労などによる気の不足(気虚)と、②ストレス、体質などによる気の巡りの滞りがあげられます。原因によって、食…